車中泊で必要な荷物を全てご紹介!【必要最低限なアイテム10選】

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車中泊での荷物車中泊

車中泊は快眠性と荷物スペースが充実してくると、快適になるので楽しくなってきます。
しかし、車中泊をするのに何からすればいいか分かりませんよね。

  • これから車中泊をしたいけど、必要な荷物が知りたい
  • コストを抑えて車中泊を楽しみたい

このようなお悩みの方へ、車中泊歴10年以上の筆者がおすすめする、車中泊に必要な荷物やアイテムをご紹介します。

車中泊を始めるのにコストも抑えたいと思いますので、家庭にある車中泊グッズなどもお伝えしていきます。

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車中泊に持っていきたい荷物とは?

車中泊は車内で過ごすため、限られたスペースとなっています。

「〇〇もあったら便利だし、楽しいだろうな」という考えで、必要以上の荷物になってしまうと、就寝や食事の時に邪魔となってしまい、せっかくの楽しい車中泊が台無しです。

ノンストレスで楽しく車中泊するためには、まずはコンパクトで必要最低限な荷物があれば良いでしょう。

車中泊歴10年以上の筆者でも、車中泊を始めたころは調理道具や快眠グッズを忘れてしまったりして、失敗の連続でした。

そんな失敗を重ねた筆者がご紹介する荷物を準備すれば、成功間違いなし。

 

前置きが長くなってしまいましたが、それでは車中泊に必要な荷物をご紹介します。

ランタン

エンジン停止して室内灯を点けっぱなしにしていると、バッテリーが上がってしまってエンジンがかからなくなる恐れがあります。それに、車内灯だけでな隅まで照らすほど明るくありません。

そこで、1つ目のおすすめしたい荷物は、ランタンです。

ランタンは燃料式と電池式がありますが、車内で燃料式は火災などの危険が考えられるので、LEDなどの電池式がオススメです。

車内での夕食や就寝前など、ランタンがあれば明るいので1つは持っておきましょう。

コールマンのLED式ランタンは、LEDライトが分割することができるので非常に便利です。それに、ケータイ電話などの充電もできちゃうスグレモノです。

Amazonで7,000円ちょっとで販売されていて、車中泊以外のアウトドアでも使えるので非常に便利ですよ。

シュラフ(寝袋)

初めてシュラフを聞いた方もいることと思いますが、寝袋の事を指します。シュラフには、夏用と冬用があります。
夏用は薄手でも構いませんので、価格は数千円程度となっているのがほとんどですが、冬用のシュラフは熱を逃がさない工夫が必要とされているので、良質な羽毛などを使用している寝袋がほとんどです。そのため、価格は1万円以上と高額になります。

夏用は冷えすぎないようにするための目的が多いので、特に考える必要はありません。デザインなどで選んでも良いでしょう。

しかし、問題は冬用シュラフです。
筆者は冬の車中泊でアウトドア店などで販売されている数千円程度のシュラフを使って泊まったことがありますが、あまりの寒さで指先も冷えてしまって朝までぐっすり寝ることができず、翌日のスケジュールに影響が出てしまった苦い思い出があります。

これでは楽しい車中泊も台無しですよね。

正しいシュラフがなかった時の冬の思い出を記事にしてますので、「スキー場で死なないための車中泊グッズ」もご覧ください。

 

そうならないためには、羽毛で作られたシュラフを選ぶようにしてください。そして、シュラフの商品タグには耐寒温度が書かれているものがほとんどです。

車中泊する場所の温度を調べて耐えられるシュラフを選ぶようにしましょう。ホテル宿泊代との比較をすると、羽毛シュラフを購入する前に悩んでしまいがちですが、これから長く使えることを考えたら、決して高くはありません。

夏用シュラフのオススメはLEEPWEIの寝袋です。軽量で持ち運びにも便利。そして寝やすいのでオススメです。

冬用シュラフでは、マイナス25度まで対応しているタケモがおすすめです。
羽毛(ダウン)もたっぷり入っていて軽い。厳冬期の国内2000m~3000m級の山岳にも使用可能な保温力の高いモデルです。

就寝用マット

車内でシュラフだけでは到底満足に寝ることができません。むしろシュラフに包まれて身動きしにくい状況となるため、熟睡するまで大変です。

それに車内のシートをフルフラットに倒してもボコボコしているので、寝返りも大変です。

そこで、車中泊専用のマットがオススメです。
車中泊専用マットは、シートのボコボコが気にならなくなったり、コンパクトに収納できるのが魅力です。

「自宅にある敷布団で十分だよ」と思っているあなた。ちょっと待ってください。

 

車内で就寝だけなら敷布団でもいいかもしれませんが、夕食の時やお土産を購入した時にはどうしますか?敷布団が邪魔になってしまって、途中でポイッと捨てたくなる気持ちが出てくるほどです。

 

筆者も車中泊を始めた頃は、家庭用敷布団を使っていましたが、非常に邪魔でした。運転中は後部席に置いていましたが、一人乗車しているくらいスペースを取られてしまったほどです。

その点、車中泊専用マットはコンパクト収納できるので、使わない時にはトランクや足元にも置いておくことができるので、運転中でも気になりません。

車中泊専用マットは車中泊専門店オンリースタイルがオススメです。

車中泊専門店ならではの工夫がされていて、とにかくコンパクト。軽自動車で車中泊される方でも、スペースに困りません。

厚さも充分あるので、シートのボコボコが気になりません。これから車中泊される方だけでなく、車中泊経験者にも持って行って欲しい荷物の一つです。

シェード

ブラインドシェードは車中泊に必要

室内の明かりや周りに光が出ないようにするため、窓ガラスカーテンやシェードが必要となります。

特にサービスエリアや道の駅で車中泊する場合、周囲の音や光が気になってしまうものです。
それに、周囲へのプライバシー配慮も必要です。

そこで、ブラインドシェードがオススメです。

ブラインドシェードには、吸盤が付いていて窓に付けて使用します。シェードの厚さもそこそこあるので、車内の光も外に漏れることが少ないです。

そして、断熱効果にもなっているので真夏や真冬の車中泊では必須アイテムです。

筆者が車中泊を始めた頃、コストを抑えるために自作シェードを使っていた事があります。
しかし、コンパクトにもならないため邪魔となり、断熱効果も無かったため数回の使用で終了しました。

それに自作シェードって貧乏臭いんですよね。以前に「シェードは自作するべきでない理由」を記事にしていますので、是非こちらもご覧ください。

これまでに、シェードをいろいろ使ってきましたが、やっぱりオススメだと思えるのは、車中泊専門店から販売されている車種別専用設計!ブラインドシェードです。

断熱効果にもなっているので過ごしやすく、そしてコンパクト。コンパクトさが無いと車中泊には不向きです。

また、カーテンが付いているからシェードが不要というお考えの方がいますが、カーテンだけでは断熱されないため、冬は寒く夏は暑い状態となり、車中泊が不快となってしまいますので、これから車中泊される方や車中泊を始めた方には、持っておきたいアイテムです。

水タンク

食事や休憩時などに水を使う頻度は多いです。

例えば、レトルトカレーを温める時やカップラーメンの調理、または朝のコーヒーを飲みたいときってきっとあるはず。

そこで、水タンクが必要です。

私の経験上、大人二人が1泊する場合は10リットルの水があれば十分でした。

水タンクはホームセンターでも購入することもできますが、Amazonなどで購入することもできます。

水タンクは大容量タイプを購入すると荷物スペースが大変になりますので、10Lくらいが最適です。もし、10リットルを使い切ってしまった場合には、道の駅やサービスエリアで水汲み場があるところもありますので、利用しましょう。

筆者が好きな水汲み場は道の駅はくしゅう。山梨県北西部にある道の駅で近くには酒造メーカーやミネラルウォーター工場などがあり、水が美味しいです。

道の駅はくしゅうについて記事に書いていますので、「道の駅はくしゅうに行ってみた結果」も是非ご覧ください。

ガスコンロ

車中泊の楽しみの一つ、それは車内の食事ではないでしょうか。

車内で作る食事は非日常を味わう事ができて、料理も楽しいです。
そこで、活躍する荷物でガスコンロがあります。

ガスコンロには、大きく分けるとアウトドア用と家庭用ガスコンロがありますが、軽自動車にはアウトドア用、普通車以上には家庭用ガスコンロがおすすめです。

アウトドアコンロは安定性に欠けてしまう部分があるので、車内で使用するには鍋が倒れそうになったりして、ちょっと危険な部分がありますが、コンパクトさがメリットなので、軽自動車には最適といえます。

もし、家庭用コンロをおけるスペースが確保できそうなら、そちらの方をオススメします。

それと、車内でコンロを使う際に注意が必要です。

車内で火を扱う事になるので、衣類への着火は当然気を付けなければいけないことですが、一酸化炭素中毒にも気を付けなければいけません。

 

密閉された空間で使用すると酸素濃度が低下してきて、一酸化炭素が増加します。すると、頭痛や吐き気やめまいなどが起こり、最悪の場合、死亡することも考えられます。

このような事態が起こらないようにするためには、十分な換気をしてコンロを使用するようにしましょう。

ミニテーブル

車内での食事する際に、皿やコップが安定して置けるようにテーブルが必要です。

車中泊を楽しんでいる方の中には家庭用テーブルを利用されている方もいらっしゃるようですが、やはりコンパクトさやスペース確保のためには、折りたたみができるアウトドア用テーブルがオススメ。

就寝時にテーブルは不要になりますので、折りたたみができないとリラックスして就寝することも難しい場合も考えられます。

筆者のオススメはコールマンのテーブルです。
持ち運びにも考えられたテーブルなので、軽量そしてコンパクトです。大きさはサイドテーブル程度で十分でしょう。

クーラーボックス

食材保管やドリンク類の冷却には、クーラーボックスが必要です。

これは夏でも冬でも必要です。

特に夏で食材を常温保管していると、腐りやすかったりします。逆に冬でも暖房の熱で腐りやすくなります。

ホームセンターで販売されているクーラーボックスでも良いですが、車中泊のために考えられたクーラーボックスもおすすめです。

もし、車内のスペースが十分ある方や車中泊ご飯にこだわりたい方は、要チェックです。


ヤカン(ケトル)

車中泊での食事には欠かせないのが、ヤカンです。

カップラーメンやレトルトカレーなどの温めにはヤカンは必要。

筆者が車中泊を始めた頃、カップラーメン用にヤカンを用意してレトルトカレー用に鍋やフライパンをそれぞれ準備していましたが、スペースの問題などで正直邪魔でした・・。

そこで、鍋代わりにもなるヤカンがあれば、食事することができます。

鍋代わりにもなるアウトドア用ケトルが使いやすくおすすめ。

食器類

車中泊で必要な主な食器類は以下になります。

  • フォーク
  • スプーン
  • 深めのお皿
  • コーヒーカップ

車中泊で「もしかしたら〇〇も使うかもしれない」という理由で、使うかどうかも分からない食器類は持たないようにした方が賢明です。

色々持ちすぎると、いざ就寝となった時にスペースの確保ができなくなる恐れがあります。

筆者も車中泊を始めた頃は楽しくなり、調味料や必要以上の食器類を積載していましたが、就寝時に邪魔になってしまって、車外に荷物を置いて寝た経験があります。

もし、「〇〇があれば良いのに」って思ったら車中泊近くのスーパーで入手するくらいの気持ちで良いです。

快適に過ごせるテクニック

車中泊を始めると非日常で楽しくなってきますが、荷物スペースの確保と快眠性で快適度が変わってきます。

そこで、車中泊歴10年の私が失敗の連続から学んだ、快適に過ごせるちょっとしたテクニックをご紹介します。

ベッドはフラットになるように心がける

主に就寝するところは、シートをフルフラットにする、または歩いて移動する部分の荷物スペースにシュラフを敷いて寝るのどちらかになると思います。

これは車によってどちらでも寝やすい方で構いませんが、ボコボコしたところでは寝にくいです。

シートもフルフラットになるタイプでも、うねりが気になって寝れなくなることも・・。

そこで自宅で寝るように足が伸ばせてフルフラットになるように寝るところを確保します。例えばボコボコしている所には、バスタオルやタオルを詰めて平らになるようにしたり、高反発マットなどで隙間を埋めるようにします。

このようにすることで快眠性が高くなりぐっすり就寝することができます。

窓ガラスは目隠しする

窓ガラスに何も対策を行わないと周りに見られてプライバシーが完全に守られていない状況となります。また、ランタンを使用していると周りにも光が漏れてしまいます。

そこで、窓ガラスには、シェードで隠すようにしましょう。代替えとしてはバスタオルをカーテン代わりに窓ガラスに挟むと光は漏れてしまいますが、車内を見られることは少なくなりますが、やっぱりおすすめはシェードになります。

水分はたっぷり準備する

特に水は食事や飲料水として使う事ができます。そこで、タンクに入れて車内に積んでおくようにしましょう。車の中は電装品がたくさんありますので、水が電気系統にかかってしまわないように注意してください。

もし、水がこぼれてしまうとショートなど起こして危険となります。

まとめ

車中泊歴10年の筆者がこれまで経験してきた中で感じた、最低限必要な荷物をご紹介してきました。

もちろん、さらに充実させたい場合には、荷物が増えていきますが、スペースの確保が必要となってきますので、まずは必要最低限な荷物を持って行くようにしましょう。

もしよかったら、SNSやブログなどで紹介していただけると非常に喜びます。

車中泊は、便利さを求めて荷物は増えがちになりますが、ちょっと不便なくらいが一番楽しむことができるかもしれません。