車中泊は非日常の生活が楽しめるので人気となっていますが、車中泊を続けていると、あることに気づきます。
それは、「今までとは違う生活漂う嫌な匂い」です。
車中泊しているときには気づきにくいのですが、食事や就寝など車内での生活を繰り返すことで、匂いが蓄積されてきます。
主な匂いは下記が多いことでしょう。
- 汗や体臭の匂い
- 料理の匂い
- 動物やペットの匂い
私も車中泊が好きで繰り返すと、料理後の匂いや体臭に悩まされていました。
どうしたらこの嫌な匂いが消えるだろう・・。
考えていろいろ試した結果、たった1日で解消する方法を見つけることができました。
今回は、車中泊の嫌な匂いを1日で消す方法をご紹介していきます。
車中泊は好きだけど、嫌な匂いに悩まされているという方は必見ですので、是非ご覧ください。
目次
車内に匂いが付着しやすい原因
まず、車内のどこに付着してしまうのかを知ることが大切です。
車中泊をすると、車内で食事や就寝は必ず行う事と思います。
食事では、料理や食べる時に匂いが発生します。就寝時には、汗で体臭が発生したり、皮脂汚れなども考えられます。
そんな匂いは、車内全体に広がってしまい、天井やフロアマットだけでなく、窓ガラスにも付着してしまいます。
車内の匂いが改善できた5つの方法
こういう匂いは付着させたままにせずに、除去するということが大きなポイントになります。
まずは、匂いの元になる部分を除去する方法をご紹介していきます。
1.匂いは拭き取る
匂いが車内に残ってしまうと、乗車するたびに嫌な気持ちになってしまいますよね。
そんな匂いは1日でも早く除去することが大切です。
嫌な匂いはまずは、除去。
そこで、濡れたタオルで車内のあらゆる部分を拭き取り汚れも除去します。主に拭き取る部分は下記になります。
- 窓ガラス
- 樹脂パネル
- ダッシュボード周り
- 窓枠
- ドアポケット
- メーター周りなど
- シート
濡れタオルで拭き取ったら、次に新しいタオルと車内専用のクリーナースプレーで再び拭き取ります。
濡れタオルしてから、クリーナーで同様に拭き取るので二度手間と思われがちですが、2回することで匂いを徹底除去します。
車外に取り外せることができるフロアマットなど、洗う事ができるのなら洗剤付けて水洗いします。
油汚れがあるような部分は食器用洗剤と使い、泥汚れなどの場合には衣類用洗剤を使います。
このように濡れタオルで拭き取ったりクリーナーを使う、または水でジャブジャブ洗う事で、匂いはかなり除去することができるはずです。
2.ドアを全開で匂いを逃がす
さらに、ほんの少しの匂いも残したくない!という場合には、晴れた日にドアを全開に開けて風通しを良くして換気するようにします。
晴れた日にドアを開けることで、シートに付着した匂いも風によって除去します。
この開放時間は2から3時間は行うようにしてください。私は、快晴の日中に全てのドアを開けますが、車内もカラッとして気分も気持ちよくなります。
もし、エンジンをかける(アイドリング)ことができるのなら、換気している内の30分ほどエンジンをかけて、エアコンを全開にして綺麗な空気を取り込むようにします。
エアコンは足元付近から空気を吸い込み、ダッシュボードから風が出てくる仕組みになっています。
空気が通る部分にも嫌な匂いが付着している可能性が考えられるため、ドアを開けている最中にエアコンも付けて空気を循環して匂いを逃がすようにします。
3.消臭スプレーでほとんどの匂いが消える?
ここまでの匂い除去をすれば、たいていの匂いは取れているはずです。
しかし、汗や皮脂の匂い、油を使った料理などの油脂による匂いは頑固に残る場合があります。
匂いが残ってしまう場所の多くは、シートになります。
布やモケットシートでは、匂いが中まで染み込みやすく、拭き取っても表面部分の匂いが取れるだけとなってしまいます。
そこで、拭き取る方法で取れきれなかった場合には、匂いを消臭する方法です。
ここでは、住宅用で使用する消臭スプレーを使います。
まずは、シートの目立たない部分に消臭スプレーを吹きかけて、色落ちなど異常がでないかどうかを確認します。
問題無いようでしたら、シートの50センチほど上から優しく吹きかけるようにします。
シートがびしょ濡れない程度で構いません。1つのシートで2回吹きかける程度で十分です。
消臭スプレーをした後は、少ししっとりするので、ドアを開けて乾燥させるようにします。
これをしないと、水分によってカビ臭さが残る場合があるので、消臭スプレーした後には風通し良く換気するようにしてください。
私がオススメする消臭スプレーはA2Careです。
飛行機の消臭にも採用されている消臭スプレーで、嫌な匂いが残らず、さらっとしています。
消臭スプレーにしたら、少し高めの価格帯ですが消臭効果が良いので、車内だけでなく普段就寝しているベッドの消臭用としても使っています。
4.エアコンフィルターの交換で匂い除去
ここまでやっても全然匂いが残ってしまう!という場合には、エアコンフィルターを交換してみましょう。
エアコンは、使うときにフィルターを通って風を送っています。そのフィルターが汚れてくると、これまで蓄積された匂いを発生してしまう要因となるのです。
エアコンフィルターの位置は助手席にあるグローボックスの裏に付いています。ほとんどの車で同じ位置が多いです。
車をカスタムしているような方でしたら交換することができると思いますが、通常はカーショップに依頼した方が良いでしょう。
エアコンフィルターの価格は、車種によって差がありますが、5,000円弱で入手できると思います。
5.消臭スチームで匂いを徹底除去
匂いを拭き取って、消臭スプレー、そしてエアコンフィルターまで交換すれば、嫌な匂いは除去できていると思います。
しかし、かすかに残る匂いも除去したい!という方もいることでしょう。
そこで、最終兵器となる消臭スチームをご紹介します。
消臭スチームは缶詰めのようなサイズとなっていて、煙を発生させて隙間に残っている匂いも消臭してくれる効果があります。
使い方は商品によって様々ですが私が使ったのは、足元に消臭スチームを置いて煙を発生させます。
その時、エンジンをかけてエアコンを循環させておきます。
そして煙が発生したのを確認したら、ドアを閉めて車外で見守ります。
少し時間が経過したら、ドアを開けて煙を逃がせば完了です。
特に動物やペットの匂いは、除去することが難しいことがあります。
そんな時には、消臭スチームを使って匂いを除去する方法までやってみるとかなり軽減することができます。
消臭スチームでおすすめはコレです。
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まとめ
車中泊で残ってしまう匂いを除去する方法について、ご紹介してきました。
私がこれまで除去するのに苦労したのは、車内で食べた焼肉の匂いでした(笑)
車内で焼肉なんて・・。って思われがちですが、食べたくて食べたくて我慢できなかったのです。
焼肉した翌日は、ニンニクや油脂の匂いが車内に充満して、ものすごく後悔しました・・。
焼肉したら住宅でも匂いが残るほどなので、本記事をご覧になった方は車内での焼肉は控えた方がいいです。
もし、焼肉が食べたくなったら、気持ちを落ち着かせて焼肉屋さんに食べに行きましょう。
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