車に貼ってあるシールが邪魔なのでキレイに剥がしたい!
そう思っている方は多いのではないでしょうか。
- 中古車で買ったけど、シールが嫌なので剥がしたい
- カーフイルムを貼るために窓ガラスに貼ってあるシールを剥がしたい
このように車には窓ガラスやボディにシールが貼ってあって剥がしたい気持ち、分かります。
私もシールは剥がしたいタイプなので、これまで乗ってきた車のシールはほとんど剥がして乗っていました。
先ほどの画像にもある「低排出ガス車」というシールが多くの車に貼ってありますが、ケータイ電話に例えると購入時に本体に貼ってある画面保護シールと同様だと思っています。
そこで今回は、頑固なシールをスッキリ綺麗に剥がす方法をご紹介していきます。
目次
長期間貼ってあるシールは超頑固
車のシールは、太陽の熱を浴びたりするので長期間経過すると硬化してしまい剥がれにくくなります。
私の個人的な考えですが、シールの接着部分には水分が含まれていて時間が経過すればするほど蒸発していきこびりついてしまうのだと思います。
水分が蒸発されて乾燥した状態になっているので、そこに水分をプラスして接着部分を弱らせる事がポイントです。
車には剥がしてはいけないシールもある
シールなんて貼らなくて、スッキリした方が好き!ということで車に貼ってある全てのシールを剥がしたい気持ちも分からなくはないですが、剥がしてはいけないシールもあるのです。
それは、2つ。車検シールと保管場所標章ステッカーです。
車検シールは前面ガラスの上部に貼られているもので、剥がしてしまったり貼らなかった場合は罰則の対象となります。
保管場所標章ステッカーは後部ガラスに貼られていることが多いですが、こちらも剥がしてはいけません。
この2点だけは剥がさないように気を付けてください。
どんなシールも綺麗に剥がす
私は車のボディに5年以上貼ってあった「トヨタカローラ●●」というようなシールや、窓ガラスに貼ってあった「低排出ガス車」「電動スライドドアの警告シール」などをキレイに剥がしてきました。
今では、どこにシールが貼ってあったのかが全く分からない状態で、キズや跡は一切残っていません。
そんなオリジナルな方法を今回はご紹介いたします。
何をやっても全くシールが剥がれない、という方は是非お試しください。
車のボディに貼ってあるシールの剥がし方
車のボディに貼ってあるシールは、ボディに傷つけることなく剥がさなければいけません。
まずは、指で使ってシールを剥がしてみます。途中で汚く残ってしまっても構いませんので、指を使って剥がすようにします。
新車に貼られているシールのほとんどは、指だけで簡単に剥がれると思いますが、中古車など年式が古い場合にはなかなか剥がれないと思います。
そこで、シール剥がし剤をシールのキワと面部分にたれない程度でたっぷり塗ります。
そしてシールに水分が含まれる程度の時間を放置します。私は10分程度放置しています。
放置した後はシールに水分が含まれていると思いますので、もう一度指を使って剥がしてみます。
もし、剥がれないようならシールを柔らかくするために、ドライヤーでシールを温めます。私の場合は、シールから10センチほど離して温めます。
そして、再度シールを剥がすのですがドライヤーを当てながら、樹脂製のヘラを使ってシールのキワから剥がしていくとスムーズに剥がれます。
樹脂製ヘラはホームセンターの塗料コーナーやパテコーナーにあると思います。
そしてヘラの中でも硬めを選んでください。また、家に前に使った使用済みヘラがあっても新品を購入してください。
硬めのヘラを選ぶ理由は、柔らかいと頑固なシールが剥がせることができないためです。硬めのヘラでも樹脂製ならボディに傷つける心配が少なく済みます。そして、新品のヘラを使う事でヘラ部分で傷をつけてしまう心配もありません。私が使ったシール剥がし剤とヘラは下記になります。
この方法で、これまでのボディに貼ってあるシールは傷つけることなく綺麗に全て剥がせました。
車のガラスの貼ってあるシールの剥がし方
次に窓ガラスに貼ってあるシールの剥がし方ですが、ボディよりもガラスはキズが付きにくいようになっているため、安心して作業することができますがまれに頑固なシールもあるので、慎重にするようにしてください。
まずは、ボディ同様に指で剥がしてみます。
次にシール剥がし剤をボディ時と同様に塗り、放置します。
再度挑戦して剥がれないようなら、ドライヤを当てながら樹脂製ヘラで剥がしていきます。
特に黒いガラス(プライバシーガラス)に貼ってあるシールは、熱で頑固に接着されている場合が多いので、慎重にはがすようにしましょう。
シールを剥がした跡の除去方法
シールを剥がしたら跡も気になるところです。
そういったシール跡も綺麗にすることができます。
シール剥がし剤も付いてしまってタオルで拭いてもシール跡は残ります。
そこで、パーツクリーナーを使います。
パーツクリーナーは頑固な汚れなどをキレイに取り除くことができる万能クリーナーです。
どんな頑固な汚れも取れるので、使用する前には塗装が剥がれてしまわないかどうかなど、目立たないボディやガラスの場所でテストするようにしてください。
そして非常に揮発性が高いので、シール跡へ吹き付けたら蒸発する前にすぐにタオルなどで拭き取るようにしてください。これを繰り返すと汚れは取れるはずです。
まとめ
車はシンプルがカッコいいと思っている私にとって、シールは非常に邪魔な存在です。
そんなシールはスッキリ落として、キレイにするだけで気分が変わります。
「今の車は好きだけど、シールが要らない」というように思っている方は是非今回の方法でトライしてみてください。
最後にシール剥がしで準備するものをまとめます。
- シール剥がし剤
- ドライヤー
- パーツクリーナー
- 樹脂製ヘラ
- 拭き取り用タオル
これまで、シール剥がしで失敗してきた方にもぜひ挑戦して欲しいです。