車中泊をもっと気軽に手軽に楽しみたい!そんなあなたのために車中泊歴10年以上の私が失敗しないコンパクトカーを5台ご紹介します。
車中泊の基本は車でほぼ決まると言っていいほどです。もちろん大きいサイズになればなるほど快適性が上がりますが、「自宅の駐車場にも止めれるコンパクトカーで車中泊を楽しみたい」という方は多いのではないでしょうか?
車中泊用の車選びで一番のポイントは荷物スペースと快眠性です。たとえ1泊の車中泊でも荷物はかなり増えてきます。そしてぐっすり睡眠できないと車中泊はマイナスイメージで終わってしまいます。
そこで、コンパクトカーでも快適に車中泊できるおすすめの車をご紹介します。
1.日産 キューブ
キューブは排気量1500クラスのコンパクトカーで、5ドアとなっており、外観の丸いフォルムは女性にも人気の車種となっています。平均燃費も19.0km/Lなので遠距離移動も快適で、新車価格は162万円からとなっています。
室内空間はとても広く天井までも高さがあります。全席倒せばフルフラットシートになるので車中泊の睡眠も大人2人が快適に過ごせます。トランクは片側ドアとなっていて十分な荷物スペースを確保することができます。
中古市場の数もあるので、お気に入りの一台が見つかることでしょう。
写真出典:日産自動車
2.三菱 デリカD:2
デリカD:2は5ナンバーサイズとなっていてコンパクトサイズとなっています。こちらも荷物スペースや大人2人の快眠性も確保できるので車中泊にはおすすめの車種となります。
ハイブリットタイプなので平均燃費は20km/Lオーバーとなっていて、新車販売価格は約180万円からとなっています。
人や車を認識して自動ブレーキも付いているので安全性にも文句がありません。
写真出典:三菱自動車
3.トヨタ タンク
トヨタのタンクはコンパクトカーサイズとは思えない迫力となっていてカッコいい外観です。
車中泊で重要な内装も細かな作りとなっていて、荷物スペースも十分確保できます。もちろんシートアレンジでフルフラットになるので、大人2人が快眠できることでしょう。
天井も高いので車内の移動も楽々にできます。
写真出典:トヨタ自動車
4.ダイハツ トール
ダイハツトールは車中泊だけでなく、家族でのお出かけにもちょうどいいサイズのコンパクトカーです。
天井も高いので車内の移動も容易にすることができ、荷物スペースの確保も十分となっています。荷物スペースはトランクだけでなくドアポケットや運転席周りにもたくさんあるので、いろんなところが収納スペースとなります。
もちろんフルフラットになるので車中泊の睡眠もぐっすりです。
写真出典:ダイハツ
5.箱型軽自動車
車種問わずだと、箱型の軽自動車もおすすめになります。
箱型の軽自動車は荷物スペースはもちろん、フルフラットにすると快適に睡眠することもできます。排気量が660ccなので移動する際に力が足りないと感じるところがあるとは思いますが、自動車税も安くそして燃費も良いので1年通じて使いやすい車と言えます。
車中泊に向いているコンパクトカーとは
車中泊を行う上で、ここだけ押さえておけば失敗しない車選びがあります。それは、荷物スペースと快眠性、そして天井の高さになります。
- 荷物スペース
- フルフラットシート
- 天井の高さ
荷物スペースは、1泊の車中泊だけでもガスコンロや食事、布団などを積み込みするとかなりの荷物となります。そこでトランクの広さやいろんな箇所に収納スペースがあるかどうかなどをチェックします。
そして快適な睡眠は大切なポイントです。
シートが倒せなくて座ったまま寝てしまうと不眠症だけでなく、恐ろしいことにエコノミークラス症候群にもなりかねないのです。だからフルフラットシートに出来る事は基本となります。
そして、忘れがちなのが、天井の高さになります。
天井が高い方が運転席から後ろの席へ移動はもちろんのこと、荷物スペースが確保できない場合、天井に吊るすことも出来ちゃいます。
コンパクトカーは長さは幅がミニバンサイズに比べて確保できないぶん、天井の高さを活かして快適性を確保することで、楽しい車中泊を過ごすことができます。
車中泊用の車を選ぶ際に、この3点は要チェックして選んでみることをおすすめします。